幸も不幸も、すべてがストーリー

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過去の嫌な記憶やトラウマで悩んだり苦しんでる人って、本当に多いなって思う。

なぜ自分を責めてしまうのか、もっと言えば、なぜ過去の出来事ばかりを引きずってしまうのか、なぜ自分のことをダメだと思ってしまうのか、なぜ過去のトラウマや人と比較し不信で曖昧な部分ばかりに焦点を当ててしまうのか、って話で。

多くの人は、今そこに居るのに過去に生きてる。今に生きてないわけだよ。過去の出来事や過去のトラウマ、過去に経験した嫌な感情の記憶の中でいまだに生きてるわけだよ。

でも、これは少なからず誰にでもありえることだと思う。おれもそうだが、過去を振り返ってみると本当に色んなことがあった。

過去を思い出すことは今はあまりないが、過去を引きずってる人ととか、過去のトラウマを持っている人とか、過去をやたら気にしている人と会うと、

「じゃあおれの過去ってどうだったっけ?」

って振り返ったりもする。その度に本当に色んなことがあったなーと、しみじみ。笑

おれのブログをよく読んでくれている方や、昔から読んでくれている人たちはおれの過去のことは知ってくれているとは思うが、一応まだ知らない人のために、公式サイトのヒストリーを
貼り付けておきます。

↓ヒストリーを読む↓
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虐待、傷害、逮捕、仲間の死、裏切り


おれは幼少期から様々な虐待をされたりに、栄養失調や精神病を患ったり、親に捨てられ施設で育ったり、そういう少し変わった経験をしてきた。その結果として自分自身も非行少年に。気付いたら自然とそうなっていた。

そこでもおれは、色んなことを経験していく。薬物から傷害事件、鑑別所、少年院、逮捕と。全く自慢にもならないが、ここに書けない大概の悪事は一通り経験したと言っても過言じゃない。

そして大人になって、おれを捨てた父との再会、父の引き取り、父の看病、父の死、仲間の死、そういった本当に漫画みたいな人生を生きてきた。そしておふくろが捕まり、身内が捕まり、みたいなね。

おれの場合は虐待をされたと言っても、ただ殴られていただけではなくて、色んな虐待をされた経験がある。正直、そういったことも深い傷として残ってたりもするんだろうね。

表の社会に出てきてからも、本当に仲の良い家族のような人間からも散々ぱら裏切られたりとか。

好きな言葉じゃないが、ここではわかりやすく裏切られたって表現をしているが、おれとしてはその人のことを本当に考えていたつもりだった。でも、それが本人には伝わらなかったわけだよね。おれはすごく傷ついた。

それも、実際に信頼しきった人たちからも徒党を組まれ、醜い仕打ちを受けた。かなり尽力して育てて勝たせた人間からも裏切られたり、そういう人たち全員から裏切られたこともある。本当に全て暴露したらキリがない。

悲惨なストーリー


親に裏切られ、仲間に裏切られ、たくさんの大事な人から捨てられ、もうぼろぼろに傷ついて今ここに存在しているわけだよ。

そのすべての出来事をぜんぶ振り返ると、自暴自棄じゃないが、本当によくこの人はここまで生きてきたなって言われてしまうようなことってたくさんあったのかもしれない。

この人ってかなり不幸の中で生きてきたんだろうな、って不信や同情で思われるかもしれない。

でもそれはおれの不幸であって、みんなにわかってほしいとか同情してほしいとか知ってほしいってことは一切無い。ただおれが今まで過去のことを包み隠さずいろんな場で話してきたのは、それがおれの実録でストーリーだから。

時にはおれの悲惨なストーリーが誰かの役に立ったりもするわけだよ。笑

たぶんおれと比較しても、おれより嫌な経験をしたことがない人ってたくさん居ると思うし、おれより嫌な経験をしてきた人だっていっぱいいると思う。でもそんなことは、人が何を感じてきたかの「感じ方」の違いでしかなくて。

例えば転んでも、痛いと言って「なんでこんなところで転んじゃったんだ」と思う人もいれば、転んで「まあしょうがない」で終わる人もいる。

そういう、人の心の切り替えや意識の切り替え、感情の切り替えって人それぞれ違うわけだよ。結局どれだけ不幸な出来事が起きてもちゃんとその時の感情と向き合ってそれを感じたのかってこと。

感情の感じ方って人それぞれ違う、人それぞれ傷つく度合いも違うし、測ることはできないが、ただ人それぞれの色んな嫌なことってあるわけだよ。でも、それを引きずってても、正直なんの意味もないわけで。

死にたくなるほどのコンテンツ


じゃ、そういうことがなぜ起きるのかって聞かれたら、それはあなたがそれに耐えられるだけの器があるから与えられてるにすぎないって答える。じゃ、なんでそんな余計なものを与えられたかって話で。

不幸は誰も与えてほしくないよな。どんな不幸であっても与えてほしくはないわけだよ。でももし意図的な何かの働きがあってそうなってるとしたならば、それはその不幸はあなたが背負える器だから与えてくれたわけだよ。

そして与えられたってことは、これを誰かのために活かすことも利用することもできるということだよね。しかも、誰も止める人はいない。

じゃあこれが何の得で誰の役に立つのかというと、実はこれがあなたの人生の物語の一部でコンテンツとなっていく。

たった2人でも、いてくれた


わかる?

あなたのこれまでの不幸な出来事が、誰かのため、誰かの人生を変えるストーリーになるかもしれないわけだよ。おれにもたくさん嫌なことがあった。嫌なことはたくさんあったし、死にたくなることもたくさんあった。

自分ではなんでこんな事になっちゃうんだろうとか、なんでちゃんとやってるつもりなのにこうなっちゃうんだろうってこともいっぱいあった。

自分への不信も責めもたくさんあった。自分の意に沿わない不幸なこともいっぱいあった。冤罪のような出来事もたくさんあった。そこにも向き合ってきた。

でもよくよく考えてみたら、おれには今そばに居てくれる大切な仲間たちもいた。

確かに10人いればその中の数名が離れていった。だが、たった2人でも3人でもおれのことを信じて、おれと一緒に居たいって人がいてくれるわけだよね。

止まない雨はない


そう考えたときに、それだけでもおれはめちゃめちゃ恵まれてると思うんだ。だって、いるわけだからさ。数名でも。でも多くの人は不幸なことのみにフォーカスを当ててしまう。

よくよく考えてみたら、自分が不幸のときって闇しか視えてないんだよね、実際。自分が不幸の渦中だから。

でも少しでも光を探してみようとか、もう少し違うところに意識を向けてみようと思えば、その中にもポジティブなこと、前向きに考えられること、いいことって結構あるもので。

でもほとんどの人がそうじゃなくて、雨をずっと悔やんでる。1年前の雨、2年前の雨、3年前の雨を悔やんでて、いま少し晴れた瞬間を見逃してしまう。

でも、雨雲が晴れた隙間を少しでも見ることができたなら、もしかしたら晴れるんじゃないか?って希望が湧いてくるもの。最初ってそういうことだと思うんだよ。

自分の前には晴れがない、曇り空、いつも雨が降ってる。でも、雲のちょっとした隙間に晴れ空が覗く瞬間って必ずくるんだよね。人生もそういうものなわけだよ。

おれはずっとそこを見てこなかった。これは天候の話ではなく意識の話だが、でもそこを見ることができるようになった瞬間から、晴れ空を意識し始めた。この晴れ空って広がっていく可能性が十分にあると。

天と地の人生


誰しもそうだが、不幸なことを背負うって、それはあなたにしか伝えられない実録の物語でそこにはあなたにしか伝えられないストーリーがあなたに与えられたってこと。だからこそ、そのストーリーをあなたがどう活かすかが大事で。

その過去をあなたのこれからの人生の言い訳にぶつけていくのか、それとも、その経験が誰かのために活きると思って人生を歩んでいくのでは、天と地ほどに違うわけだよ。

おれは、活かす道を選んだ。自分の過去を悔やむとか、自分を責めるとか、誰かを責めるとか、過去のトラウマばかりを気にするんじゃなく、この過去の経験が誰かのために活きるんじゃないかって。

だったらおれ自身がもっと、嵐よりももっと晴れ空を見よう、もっと晴れ空を意識しようって。それでいまのおれがいるわけ。

結果的になにが言いたいかというと、そういう経験をさせてもらえる人ってのは、そういう経験をさせてもらえるだけの器があるってことなんだよね。その器があるってことをちゃんとあなたが認めるべき。

だって、あなただから耐えられるわけだから。あなただから意図的な働きで何かがわざわざ与えてくれたわけだよ。あなただから与えられたってことをちゃんと還元して活かすべきじゃないかなっておれは思います。

あなたにしか、救えない人


本当に多くの人は過去のトラウマとか感情の記憶とか、マイナスなことに引きずられすぎてる。

でもおれもそうだった。だからあなたも、いまは曇りとか雨とか嵐しか視えてないかもしれないけど、ちゃんと向き合えばいつか絶対に晴れ空に気づく。

なぜかというと、そういうことができる人だから意図的な働きがあなたに雨や嵐をあえて与えたんだよ。

これわかる?

あなたのストーリーは、他人のストーリーをアップデートしていくんだよ。

頭で話したことは頭にしか伝わらない、心で伝えたことは心にしか伝わらない、でも自分の人生のストーリーを通して伝えたことは、人の人生のストーリーを変えるんだよ。

だからそういうストーリーをもっともっと作ってほしいと思うし、なんでもあなたの人生のネタにしてほしいなと思います。

器があるから、注がれた


おれはなんでも自分の人生のネタにしようと思ってるから、これからどんな不幸なことがあっても、どんな嫌なことがあっても、それはネタだと。全ては誰かのために活きるんだと。

それがおれたちの器のデカさで、あなたやあなたと関わる人たちの生きる力になっていくんだってことをおれは信じてる。

だからいまも、どんなことがあったとしても絶対に一喜一憂せずにやっていくことが大事じゃないのかなっておれは思います。

あなただから与えられた。器のないところには、そもそも神も水を注がない。おれは神を信仰しているわけじゃないが、水を注いでくれたということは、あなたという器が大きいからで。

だから天はあなたに、どんな水でも注いでくれるのです。

氣愛

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