不完全だから美しい。

人と付き合う際の
いちばん大事な心構えは
【人は不完全】だということを、知ることです。
一度も失敗もミスも無く、
完全で完璧な人生を過ごしてきた人など
この世に存在しないと
僕は思っています。
もし、存在したとしたらその人はただ、
失敗やミスを素直に認められない頑固者か、
ダメな意味での楽観主義者なのでしょうね。
自分は完璧で万能だと信じ込む世間知らず。
器の小さい小心者。
強がっているけど
本音はメチャクチャ臆病者。
こうした精神の未熟ぶりは、
心の『青びょうたん』と
言ってよいでしょう。
もっとも、これだけなら
『青びょうたん』一人の心の問題ですから、
周囲に害はありません。
でも、困ったことに、
彼らの多くは攻撃的なのです。
まるで、自分は一度も
失敗がないような発言で
人を責めます。
自分の失敗やミスを棚に上げ
愚痴、文句、不平、不満を言い、
それが周囲に連鎖していくのを
喜びます。とても陰険です。
この攻撃性の背景にあるのは、
『自分は完全な人間』だから、
  ↓↓
『相手も完全な人間であるべきだ』
という考え方です。
こ~れはもうむちゃくちゃです。
人間は神様ではない。
人間は皆、不完全です。
なのに、自分の完全を信じ込み
他人に完全を押し付けるのは
傲慢そのものです。
このような傲慢さを捨てない限り
良い人間関係に包まれた
幸せな人生は決して築けません。
▲順境な時ほど人は
調子に乗り、感謝を忘れ傲慢になっていくものです。
▼逆境を一度でも体験すると、その時!初めて、人間関係の大切さ
や、支えてくれる人の大切さに気付き、人は大人になっていきます。
しかし、何度も逆境を経験しているのに同じことを繰り返し!
中々、良い人間関係を築けない人もいます。
【いい加減に気づけ!!】と
思いますが、
痛みが懲りない人は
す~ぐ調子に乗ってしまいます。(僕も経験者 ^^v )
ですから、そういう人たちは(僕も含めて)、
逆境の中から傲慢な自分を
変えようとするのではなく、
むしろ、最初から
【人は不完全】
であることを頭に詰め込んでおく方が
良いのかも知れません。
そうすれば、
これからの人生は他人も自分も
【とにかく赦す!赦しまくる!!!】
ことができます。
許せば
赦してもらえますよ。
許さないと
赦してもらえなくなる。
人は不完全だから愛らしいのですよ。
子供も不完全だから
メチャクチャかわいいでしょ♪