被災地より支援活動報告

こんにちは!
加藤秀視です。
先日から俺たちは被災地を数か所回ってます!
初日は原発から40km圏内の南相馬市に行ってきました。
「放射能の数値が危険地の2倍以上検出されている。避難を優先した方がよいのでは」
原発から距離が近いこともあって、そういう声が多かったのも事実。
しかし、多くの方が生活している以上、物資を届けないわけにはいかない。
原発から近いとか遠いとかじゃないんだ。
困っている人がいれば助けるのが道理!
自分が被災者だったらもちろん助けてほしいと思う。
……その後は、Twitterにて救援要請のあった女性のお父さんがおられる牡鹿半島に。
クルミ山に向かい、そこで4トン分の物資を降ろしてきました。
牡鹿半島は津波が直撃した地域で、道路が崩れてとても道が悪く、中々奥までは物資がいき渡りづらい。
街はほぼ壊滅状態、街の機能はほぼ停止しているにも関わらず、
地元の皆様はとても力強く、前向きに復興作業に取り組んでおられました。
本当に地元の皆様からは生きる力を頂きました。
結局、依頼を頂いた女性のお父さんとお会いすることもでき、物資もとても喜ばれました♪
午後から夜にかけては、石巻市門脇の青葉神社で物資の配給と、ラーメンの炊き出しをやりました!
この地区は自衛隊も入り始め、ある程度は物資がいきわたっているように見えましたが、実際、炊き出しを行うと、
「あったかくてこんなにおいしい食べ物を食べたのは3週間ぶりです」
と涙を流すおばあさんがいたりで、最後には3000食以上も出ました。
やっぱりまだまだ支援が行きわたっていないところはまだまだある。
結局、炊き出しは夜遅くまで人が絶えず、その日は車中泊しました。
そして次の日は、引き続き青葉神社で炊き出しを行ない、夜には南三陸町志津川まで北上しました。
この地域の一部は、高台にあったために家屋が無事で物資の支援がほとんどもらえない、という現状。
およそ800人程が生活しているのにも関わらず、食品は1日に1人おにぎり1つ……。
水も電気もガスも使えない。
トイレは夜でも屋外にある共同仮設トイレ、電気が通っていない為、外は真っ暗。
おまけにガソリンが補給できない為、遠方に買い物に行くことも難しい。
家にはいっさい被害はないものの、まさに孤立状態だった。
そして、ここで2日間継続的に炊き出しを行ないました。
これまでの南相馬、牡鹿半島、石巻で12トン分の物資をすでに降ろしていたんだが、後発隊も到着し、物資も無事お届けすることができました。
多くの地域で自衛隊やボランティア団体が入り、物資面での復興も進んできたように感じますが、結局それも生きていく上での最低ライン。
生活用品や一部の食料品のみです。
これからは、より一層現場のニーズを早く正確に把握していくことが重要になってくるだろう。
皆様の力を合わせて、より早い東北の復興を実現しましょう!
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いつも応援して下さる皆様、本当にありがとうございます。
皆様のお陰で、たくさんの命を救うことができています。
引き続きご支援、ご協力の程よろしくお願い致します!