「Hamanasu」ついにスタート!!

こんにちは!
加藤秀視です。
最近バタバタしていました。
いや、いつもかぁ?(笑)
さて、久しぶりの報告になります。
ついに……16坪のセンター2棟が南三陸町に建ち、「Hamanasu」が始動しました!
「Hamanasu」の詳細についてはこちら
現在、雇用も25人から38人まで増え、
瓦礫撤去、ニーズの収集、名産品の開発、ネット販売、移動式八百屋、お惣菜屋、学童保育の準備、等々、
復興のための事業が着々と回り始めました!
今、HPや募金システム、メルマガ、ネット販売で復興の為のあらゆるツールを準備中です。
まだまだ課題はありますが、被災の方々が復興への見通しや希望を心と魂の内から見いだせるよう、
被災地の皆様の「困った」を解決するため!
復興へ一歩でも近づける為!
精一杯全力で頑張っていきます!
南三陸町にお越しの際は…ぜひ「Hamanasu」に遊びに来て下さい!
とてもアットホームな空間です♪
今、被災地ではやっぱり雇用が重要な問題になっている。
先日、南三陸町復興推進課の方のお話しを聞いていると、
ボランティアの瓦礫撤去がたくさん入ってきて、現地の雇用が奪われているそうだ。
ボランティアが悪いわけじゃないが、できるだけ地元の人を雇用して、被災地にお金が落ちるようにしたいのが本音らしい。
今、Japan元気塾でも38人の雇用をさせて頂いている。
もちろん瓦礫撤去もしているんだが、他とは違う変わった活動をしているものだから、物珍しくて普段外に出ないような人も出てきている。
こうやって少しでも仕事に興味を持ってもらって、やりがいを持って働いてもらえて本当に嬉しい。
「Hamanasu」で働いているスタッフの中にも、家も船も流されて仕事も失った漁師さんがいるんだが、
今では、地元復興の為の活動が仕事になることで、本当に楽しそうにイキイキと働いてくれている。
まるで学祭の準備をする学生のようにパワフルに動いて下さっています(笑)
やっぱり地元の方の力やアイデアが復興に活かせることで、本当に大きな活力が生まれることを実感しています。
これからは長期的な視点を持った雇用の促進が大切になってくるだろう。
以前ブログでも少し触れたが、被災地のテーマは今や「生きる」から「復興」へと完全にシフトした。
瓦礫撤去も大切な雇用だが、これからは継続的に働けてなおかつ被災地の方々だけで働ける環境を作っていくことがより一層大切になってくる。
現在、南三陸町では物を買うところがない。
食べ物も衣服も、車で1時間近く離れたところまで行かないと買えない状態だ。
数件しかないコンビニや商店が満員になり、入荷が追いつかない。
そんな状態だ。
そこで元気塾でもスーパーを計画中です。
今まであったスーパー、花屋、飲食店……ありとあらゆる店がなくなった。
これから新しく建てていくといっても、今の段階では津波に対する対策もできておらず、また津波が来ない保証はない。
だからと言って、山の高台に建てるべきかと言えばそれも難しい。
課題がまだまだ残ります。
ただ言えるのは、今被災地に必要なのは物資支援ではなく、売り買いする基盤だということ。
もちろん必要な物資もありますが、それよりも物を「売るところ」、「買うところ」が圧倒的に不足しています。
今、Japan元気塾でも仮設店舗、販売ルートの確保、提携してものを売る会社を探しています。
しかし、外部の業者が一式全てやってしまうと、コストがかかる上に現地にお金が落ちません。
俺たちはそこを仕組みだけを作って、あとは被災地の方々のみで運営できるようにしていきたいと考えます。
もし震災直後をとして、完全な復興をとするなら今は何色でしょうか?
そう、灰色です。
今、被災地のグレーゾーンです。
震災直後にたくさんのボランティアが被災地に手を差し伸べました。
これは大きな日本の力です。
しかし、4ヶ月が過ぎた今…
支援に入る側の資金面の問題や生活の問題が多々あり、長期的に活動を続けていくことが難しく…支援する団体、個人が激減しているのです。
募集をしても、支援金も物資も震災当初のように簡単には集まりませんし、以前のようには動いていても世の中の注目は集まりません。
被災地への関心は冷めていく一方です。
我々のように震災直後から今に至るまで、具体的な支援活動に動いている活動家たちは資金が底をつくと動けなくなってしまいます。
動けなくなれば、ここまでの働きを誰が代わりにやってくれるのか…?
震災当初に著名な人たちや団体が集めたお金はどこに流れたのか…?
本当に具体的に被災地に使われたのか?
具体的に現場で人を救っている活動家の元には中々資金が集まらず、ただ「著名」という理由だけで、活動しているかどうか分からない団体に資金が集まる……。
不思議で仕方ないけど、これが現実なら自分も更に著名人になるしか人を救える効果的な方法はないよなぁ…って思う。
以前のブログでも書いたけど、俺はコツコツと貯めてきた僅な私財を投げ打って支援を継続しています。
月500万以上の出費となってる現在。
長期的な支援は命がけでやるしかない…
でも、復興にはこのグレーゾーンをどう生き抜くかがとても重要なんだ。
グレーゾーンは行政の力に頼りきりでは乗り越えられない。
だって国に貯まってる莫大な支援金は…
何月何日?
どの地域の?誰に?
どんな方法で?
いくら?分配されるのだろう…?
また、条件はなんだろう?
どこまで当てにしていいんだろう?
少なくとも…
俺には分からない。
もしかしたら俺たちの知らないところで、国は大きな支援をしてるかもしれない。
しかし、被災地にいる俺には十分とはとても思えない。
なら自分たちがアクションを興して、長期的な支援になる何かしらのキッカケを創るしかないと思う。
首を長くして待ってなんていられない。
そんな余裕…ないもんなぁ。
だって…
被災された人たちがめちゃくちゃ困っているのは、
1年後や2年後じゃなく、今!だから。
だから民間人の俺たちが如何に行政と協力して復興の礎に近づけられるか、
それが大切になってくる。
俺に今できることは、私財を投げ打ってでも…
被災された方々の最低限の生活を守り、被災された地域のリーダー的役割を担う方々を雇用すること。
共に力と知恵を合わせ!新しい雇用を被災地で創出することだと思っている。
皆様からの支援物資の運搬、既存事業の再興、新規事業の開始……。
まだスタートしたばかりの「Hamanasu」だが、具体的な話がすでにたくさん来ている。
「子ども達を預かれる場所を提供して欲しい」
「送迎バスを出してほしい」、
「地鶏を販売してほしい」、
「ウニを売りたい」
etc…
様々な依頼がこんなスピードで飛び込むほどに、被災地にはまだまだ具体的なサポートが必要なんだ。
復興は初めて自転車に乗る時とよく似てると思う。
アナタは初めて自転車に乗った時が何歳のときか覚えてる?
俺は5才のときぐらいだったと思うなぁ。。
さすがの俺も5才となると、
おそらく誰かに補助してもらってたはずだ。
自転車って気付いたら乗れるようになるから、中々最初のキッカケは思い出せないかもしれないけど、
最初は誰かが?補助輪代わりで支えてくれていたと思う。
それで一人でも練習できるようになって、最終的には一人で乗れるようになる。
復興も同じじゃないかなぁ。
始めは誰かの補助が必要。
自分達だけでやっていけるようになるまでは…
だから、当てにならないものを当てにして待っていることより、誰かが動いて今、具体的にサポートしなけりゃいけないと思うんだ。
今、自分にやれることをやる。
今、自分にできることをやる!
それが大切だと思う。
今も忘れることのできない、震災直後の衝撃。
誰もが見たあの津波のシーン。
あのシーンを「震災の黒」とするならば…
「復興の白」も見たいと思いませんか?
俺は被災地が新しい街として復興するシーンをどうしても見たいんだ。
被災地が復興した時、被災地の方々と笑って、語って、思い出話に華を咲かせて、地元の名産物をつまみながら一緒に酒を酌み交わしたい。
俺達は「破壊」を見た。
もし、この世界が破壊と創造の法則でできているなら、俺は「創造」も見てみたい。
いや、むしろ俺たちはこの震災という大きな「破壊」を見た人間として、「創造」する役割を担っているんじゃないだろうか?
それはきっと、一人一人の被災地への想いや具体的な支援活動なんだと思う。
この国に生まれ、この時代に生まれ、この震災に直面したことは、偶然じゃない。
誰にとっても必ず意味があると俺は思っている。

被災地の課題はまだまだ山積みで、
正念場はこれから!
どうか皆様、共に力を合わせて被災地の復興を創っていきましょう!
ちなみに、今回で3回ほど出演させていただいているNHKのラジオ番組
「命の対話」に8月15日出演させて頂きます。
医師である鎌田實先生、女優のサヘル・ローズさん、NHKアナウンサーの村上信夫さんと一緒に出演させて頂きます。
そこでも被災地の現状も話しますので是非聞いて頂ければ嬉しいです。
会場が仙台になります。
仙台の近辺にお住みの方、ぜひ、愛に来てやって下さいね。
氣愛のハグしますよ♪
http://www.nhk.or.jp/radiosp/inochi-k/
いつもご支援して下さる皆様方、誠にありがとうございます。
愛と感謝を込めて…♪
加藤秀視
いつもたくさんのご支援ありがとうございます。(^^)
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