人のせいにするな!!

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おれは職業柄結構、子どもたちの親御さんに触れる機会が多い。その中で、色んなスポーツ関係のコーチや監督と触れることも多い。今日は、そんな中でよく感じることを書かせてもらえればと思う。

その前に、公式メールマガジンでもお伝えしたように、10月16日に開催する1dayプログラムは、懇親会付きの「プラチナ席」が

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になったので、もし興味があればお早めにお申し込みください。

それでは、本題に。

「なんとかしてもらおう」じゃ無理!


例えば子どもたちに何か、スポーツをうまくなってほしいとする。それが野球なのかサッカーなのかバスケなのかわからないが、とにかく「上手になってほしい」と親は願うわけだよね。願って、監督やクラブチームなんかに子どもを預ける。

ここでおれが思うことは、多くの親御さんは監督やコーチに「なんとかしてもらおう」って思い過ぎだということ。

結局責任をなすりつけてしまうから、監督やコーチの指導に対して疑問が出てきたり、自分の子どもがうまくいかないと言い訳や原因をそこに見つけてしまうわけだよね。原因は自分の子ではなく、指導者だと。

確かに指導者が悪いケースもあるかもしれない。でもおれが子どもたちを見ていて本当に思うのは、ほとんどが親が悪いということ。本当‼︎親がバカ親だなっていうのをまじまじと感じるんだよね。

仮に名門バルセロナのコーチがあなたのお子さんにサッカーを教えたとしてうまくなるかというと、そんなにうまくならないと断言してもいい。なぜかというと、そもそもその子ども自身がサッカーに取り組もうとする姿勢ができていないから。

目的、目標、なぜサッカーをやるのか、そもそもサッカーが好きなのか、本当にうまくなりたいのか、ってことをちゃんとイメージできていない限り、どれだけ教えたってそれは無理な話で。

あなたには、あなたの役割


スポンジで例えるなら、超乾いたスポンジなら水を吸うが、濡れたスポンジだったら水を吸ってくれないのと同じ。なにが言いたいかというと、結局、子どもが求めてるかが大事だということ。

子どもが本当に求めていることのためにちゃんとセットアップするのが親だし、子どもが自分がやっているスポーツに前向きにのめり込むようなモチベーションを作ってあげるのが親や家庭環境なわけだよ。

そして、そういう状態で監督やコーチのところに預けるのが親の役割。

なのに結局、家に帰っても親が監督やコーチと同じようなことを復唱している、みたいな親が本当に多くて。

それは監督やコーチがもう言ってるんだから、「監督やコーチが言っていることをちゃんと守りなさいよ」でいいじゃん、とつくづく思う。

守りなさいよって言って、あとは子どもたちが主体的に自らそれを守れるようにモチベーションを上げるとか、もっと朝の食事をしっかりと摂らせるとか、やるべきことはたくさんあると思うんだよ。

問題の「根源」はどこにある?


少し話はそれてしまうが、いま多くのスポーツをやっている子どもは、朝食を食べてこないケースが多い。でも朝食を食べてこないと、スポーツをやる子はガス欠になってしまう。

スポーツをやるなら炭水化物が絶対に必要。だから必ず朝はご飯を食べてくるとか、何かしらの形で炭水化物を摂らないと、エネルギーがなくなってしまうわけだよ。

車もガソリンがなければ走らないのと一緒で、人間だってエネルギーがなければ走らない。走るなら炭水化物を入れないと、エネルギーになっていかないわけだよ。

そういうことを親御さんがわからず子どもにご飯を食べさせないから、子どものモチベーションが上がらない、やる気にならない、眠そうな顔をしてる、走れないってことになってしまう。

それは、親がちゃんと朝ごはんを食べさせないから悪いわけで。朝なるべく早めに起こして、朝ごはんを食べさせる。ギリギリまで寝させておくって考えじゃなく、極力早く寝かせて早く起こせばいい。

起きたばっかりだと飯を食べられない子なら、早めに起こして1時間後くらいに食べさせればいいだけの話。そうやって親御さんが工夫すればいいわけだよね。

最低限、それくらいは工夫して監督やコーチに預けるべきなのに、ほとんどの親御さんがそれすらしてないで、うまくならないのは監督のせい、コーチのせい、環境のせいだと。

「負の連鎖」が生まれる前に


でもそれは、全然違う。
あなたたちが取り組まないことが原因なんだよ。

なぜそうなってしまうのかというと、結局そういう親御さんは、会社に行っても日頃から「うまくいかないのは誰々のせい」と、すぐに人のせいにしてるもの。

結局そういう人って、どこでも誰かのせいにするわけで。

そして親御さんの生活習慣や思考パターンの繰り返しは、全部子どもたちにも反映してしまう。それを誰々の教え方が悪いだの家で言ってしまったんじゃ、子どもだってそう思ってしまうのは当然のことだろう。そんな負の連鎖が、至る所で生まれてるとおれは思う。

それなのに親が一方的に子どもに怒ったりするというのは、見ていて「どうなのかな」って、いつも疑問に思う。

ああいうのをちゃんと解決する必要があると思うし、まずなんのために子どもにスポーツをやらせてるのかってことも考えた方がいいだろう。

結局、子どもが楽しんでスポーツに取り組めない理由っていうのは、そういうことの繰り返しが原因になってるんだよ。

子どもだって誰かのせいにしたらつまらないし、誰かを責めたってつまらない。でももっと自分が成長してうまくなっていけば、子どもたちだって自然とスポーツが楽しくなる。

人間誰でもそうだが、どんどん自分が前向きにのめり込んで自分から主体性を持っていけば、なんでも面白くなるわけだよ。

じゃあその状況をどうやって作り出すかって言ったら、それは周りの大人次第で。周りがそういうことを楽しんでる、周りがそういうことをちゃんと教えてあげるってことが大事。

責めるんじゃなく、ちゃんとそういう環境を作ってあげることが大事なんじゃないのかなっておれは思います。

大切なのは「三位一体」教育!


おれ自身、スポーツに関わる機会も多く、子どものスポーツにもたくさん関わらせてもらってるんだが、見ていて思うのは、指導者の良し悪しももちろんあるが、根源の問題は指導者の質よりもやっぱり親御さんの関わり方や家庭環境なんだよね。

ちゃんと子どもをモチベートしてない。子どもにとってのメンターって、最初は親なんだよ。だから親がちゃんとメンタルを調整してあげなきゃいけない。

それは優しくするとかじゃなく、子どもがもっと自分がやっていることに自信を持てるよう、子どもが今やっていることに確信を持てるようにしてから、指導者のもとに預けること。そして指導者は、あなたが教えられない技術を教える。

その繰り返しが三位一体の教育につながっていくんじゃないのかなと思う。子どもの努力、監督コーチの努力、そして親の努力。この三位一体があって初めて色んなものが栄えていく。

これは会社だってそう。社長と社員のお互いの努力がなかったら、それは絶対に伸びていかない。そういう関係を作ることが本当の意味で大事なことだし、もうそういう時代になったんじゃないかなと思う。

そうしていかなければ、誰にとってもマイナスなことしか待っていないだろう。

なのでぜひ、これを読んでいるお父さんお母さんの中で、お子さんにスポーツをやらせているのであれば、ぜひそういうことを誰よりも早く取り入れてみてほしいなと思います。

気愛

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