伝えたい想い ~皆様に宛てたメッセージ~

このブログをお読みの皆様へ
初めましての方は、初めまして。
そうでない方は、こんにちは。
いつもお世話になっております。加藤秀視です。
僕は今、東日本大震災の復興支援を行なっております。
3月11日14時46分。
僕は千葉に向かう途中で、首都高速の笠井ジャンクション近くの橋の上を走っていました。
まるで映画のように道路が縦に揺れ、橋が軋みました。
ちょうど橋の上を走っていた為、最悪川の中に飛び込むことさえ考えました。
テレビを見ると、マグニチュード9.0、震度7。愕然としました。
大きな津波が街を呑み込む映像が何度も放送され、全てが濁流に呑まれていく。
余震もやむ気配が全くありませんでした。
いても立ってもいられず、仕事の予定を全てキャンセルし、地震のあった翌々日には支援活動を始めて、被災地に向かいました。
何度も家族や周囲の人に止められましたが、こんなにもたくさんの命が奪われ、また奪われようとしていることを考えると、もう動かずにはいられなかったのです。
被災地の現状はメディアで取り上げているものより圧倒的にひどく、それはもう戦争や原爆レベルの被害でした。
家もビルも基礎から倒れ、全て波に呑み込まれて残っているものは何もありません。
あり得ない高さの場所で車や船がひっくり返り、塩や泥やいろんなものが混ざった異臭が周囲を漂っていました。
ただただ、唖然とするしかありませんでした。
そんな状況の被災地を救うためには、僕達の力だけではとても無理でした。
そこで、皆様から物資や義援金を募り、それを直接被災地に届けることにしました。
物資を何トンもトラックに積み、実際物資を避難所に届けに行くと、水一杯で涙を流すおばあさんやおにぎり一個に感激する子どもなど、本当に物資が足りていませんでした。
でも、それでも希望を持って必死で頑張っている皆様や、家族の安否確認ができて涙を流している方を見て、僕も涙が止まりませんでした。
そんな中、何千食もの炊き出しを行ない、様々な物資を届けていく中で、自分達の活動が、皆様の想いのこもった物資が、確実に命をつないでいることを実感しました。
今でこそ大きな避難所にはようやく物資が集まり始めましたが、震災直後は本当に悲惨な状況でした。
しかし、小さな集落や過疎地、原発付近の地域には物資が回っておらず、まだまだ支援が必要です。
特にいわき市などの原発付近の地域では、過剰な悪評が広がり、物資が全くと言っていいほど届いていません。
先日、行政と連携し、ようやく物資を届けるパイプラインが出来上がりました。
今は毎日4トン分の食糧をいわき市に運び続けています。
正直、まだまだ問題は山積みです。
略奪、強姦、強盗、汚物処理、感染症、被爆……。
これからより一層、皆様の力が必要になってくると思います。
今回の震災の被害は甚大で、復興には膨大な時間がかかると思いますが、僕は悲観的になる必要はないと思っています。
かつてない大きな災害にも負けじと、みんなで手を取り合って頑張っておられる被災地の方々。
少しでも多くの命を救おうと物資や義援金の支援をして下さる心優しい皆様。
何か自分にできることはないか、と募金活動やメッセージ集めを行なう学生。
こんな時だからこそ、今の日本を支えるんだと、より一層仕事や学業に打ち込む人々。
みんな、誰かを支える為に必死で頑張っている。
この想いがあれば必ず日本は復興すると、僕は思っている。
以前よりももっと強く、優しい日本になると信じている。
だから、皆様には今を大切に生きて欲しいと思う。
物資を送ろうと思う方には、物資を送ってもらえたら嬉しいし、義援金を送ろうと思う方には、義援金を送って頂けたら嬉しい。
応援メッセージを贈るんだ!という方には、そのメッセージを送ってほしいし、今は力を蓄えるんだという方には、全力で力をつけてほしい。
今はメディアでも取り上げられているけど、この震災の騒ぎも3ヶ月もしたら落ち着くと思う。
だけど、忘れないで欲しい。
地震が起きた時、誰かのために何かをしようと想ったその気持ちを、今を大切に生きよう思ったその気持ちを。
僕はこれからも、僕にできることをしていきます。
僕にできることは本当に小さなことだけど、皆様の大きな想いを被災地に届けられるなら、それで救われる命があるのなら、ずっと続けていきたいと思います。
本当に皆様には感謝しかありません。
最後になりましたが、この「加藤秀視オフィシャルブログ」をお読み頂いている皆様にも、感謝の言葉を述べさせて頂きたいと思います。
僕の拙いブログ見て下さってありがとう。
いつも応援して下さってありがとう。
いつの日かお会いできるのを楽しみにしております。
加藤秀視
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被災地支援の活動を随時アップしています。
「加藤秀視 東日本大震災復興支援プロジェクト」
http://www.facebook.com/katou.shushi.shinsaishien
ツイッターでも現地の様子をつぶやいています。
http://twitter.com/shushi_kato
以下は支援に関する詳細です。
【物資送り先】
株式会社創栄Group内
Japan元気塾事務局
〒321-1274 栃木県日光市土沢1855-5
・現在は日持ちする食品のみ受け付けております。
・ダンボールに梱包して中には1種類のみを入れて発送して下さい。
・ダンボールの表面に大きな文字で「Japan元気塾救援物資」と記載して、「中身」の記載をお願いします。
・救援物資はできるだけコンパクトにまとめてお送りください。
・現在は、上記の救援物資をより早く被災地にお届けする予定ですので、他の救援物資については、発送しないようにお願い致します。
※発送して頂きたい救援物資は現場の状況で随時変化しますので、発送前に確認をお願いいたします。
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【義援金のお振込先】
★栃木銀行 鬼怒川支店
Japan元気塾事務局 赤羽 恵
(普通)1003949
※お振込みの際に関しまして、『お名前』と『災害』と記載の上、お振り込みく
ださい。
以上、何卒どうぞよろしくお願い致します。
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Japan元気塾
株式会社創栄Group内
加藤秀視 東日本大震災復興支援プロジェクト事務局
TEL:0288-23-8123
FAX:0288-23-8130
MAIL:shushi_ranger@yahoo.co.jp
Twitter: http://twitter.com/japangenkijyuku
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