こんにちは。
加藤秀視です。
今日は凡才と天才について書こうと思う。
仕事柄から人と関わることが多いが、最近とくに感じることは、みんなホップステップジャンプの「ジャンプ」ばかり狙い過ぎじゃねえの?って思う。
確かに、夢や理想を高く持つのはいいこと。
それに、今の時代はインターネットもあるし、どんな人とも繋がれる時代になったから、今まででは到底考えられないようなチャンスや人生を変えるような出逢いを手にしてしまうことも、まぁ珍しくはない。
だが、そういうミラクル的なことが起きるってのは、その人がいつも目の前のことに本気で取り組んできたからだとオレは思う。
高い理想や夢の実現に至るまでには、それ相応のプロセスがあって、いきなり唐突にジャンプするわけじゃない。
自分の過去を振り返ってきてもそうだった。
ブログでも自分の過去のことについて語るので知ってる人も多いと思うが、オレは幼少期に施設で育った。
その当時のオレは施設の中でも本気で「自分はここにいるんだよ!」ってアピールしてたし、子どもながらの寂しい気持ちや愛されたい気持ちを殺して、ずっと強がってツッパっていた。
知らない間に、なぜかガキ大将的な存在になっていて、中学校に入ったとき、最初はクラス中から無視され続けた。
なんで無視されるのか?
考えてもわからんかった。
でもそれがしんどくてね、一年以上も学校に行けなくなって、どうすればいいのか?
ずっと彷徨っていた。
自分の存在を認めさせたい、でも嫌われるのが怖くて、でも寝ても覚めてもその思いが消えなくて…
結局、2年になったとき、俺への無視を率いていた首謀者をぶっ倒した。
それは別にやりたくてやったわけじゃなくて、そうしなきゃ自分で自分を認めることができなかったから。
俺は体も小さかったし、本当は臆病で弱虫だった。
でも自分を認めさせるにはツッパるしかなかった。
それが、いつしか喧嘩や愚連隊って表現になっていって、そこでも一心不乱につっぱして、気付いたらトップに立ってた。
何が言いたいかっていうと、決して過去の悪さ自慢じゃなくてな、ガキの頃はガキの頃なりに目の前のことを全力でやってきたってこと。
やり方はヘタクソで不器用だったかもしれないけど、自分ができることは精いっぱいやってきた。
裏の世界でもそうだった。
裏の世界って許されることと許されないことの判断が厳しいし、なにかとケジメがあるし、そんな中で頭角を表わしていく為には自分ができることを本気でやるしかないんだよね。
ひたすら背伸びして、無理しても喰らいついていくしかないんよ。
俺が会社を立ち上げたときもそう。
最初は有限会社すら作ることができず、ただの手配師。
社員も愚連隊のときのメンバー。
会社だなんて呼べたもんじゃなかった。
なんてったって、請求書を「青求書」って数年間も手書きで書いていたくらいだからな(笑)
でも、そこからできることを本気で積み上げてきた。
ときには足下を見られてちゃんと金を支払ってもらえないことも度々あったし、騙されて数千万の土地を買わされたこともあった。
クソだのコケだのカカシだの罵倒されまくった。
それが今では、地元の業界では誰もが知る信頼ある会社に育った。
人材派遣を始めたときも、様々な上場企業からヘッドハンティングされたときも、本を書き始めたときも、全国で講演や研修をするようになったときも、全部一緒。
もし人生にホップステップジャンプの「ジャンプ」があるとしたならば、それは本人が全力で目の前の状況に向き合ってきた結果じゃねえかな、と俺は思う。
今思えば、「俺にとっての本気」って、自分と向き合って自分が何者か?自分の存在とは?を明確にする本気だったんだと思う。
はっきり言って、人生なんて努力が全てじゃねえよ。
物事には最短ルートがあるし、答えなんてない!って言いながらも成功しようと思うなら少なからず「正しい道を選ぶ」って選択がある。
努力は尊いけど、目的を成就するためには正しい道を選び、良い選択をすることの方がもっと大事なわけ。
でも、俺達凡才が正しい選択をしようと思ったら、本気でやりまくるしかないんだって。
本気で生きてきた人は、そう生きてない人よりたくさん失敗するよ。いろんな道を踏み外したり、間違えたりぶつかったり、ときには批判されることもある。
だけど、そうやって何度も自分と向き合っていく中で、本当に自分にとって何が正しい道で、何が良き選択か?が分かるようになってくる。
その積み重ねの結果としてホップステップジャンプの「ジャンプ」があって、ミラクル的なことが起きるわけよ。
正直に言えば、俺の人生にはまだまだホップステップジャンプの「ジャンプ」の神は降臨してないと思ってる。
もし今後、誰かが一気に跳ね上がるようなことがあったとしたならば、それは、その人が目の前のことにずっと向き合い続け、ひたすら本気でやってきたからだろう。
自分のできることを本気でやることが何よりも最短ルートだったりするんだよ。
結局、そうやって目の前のことに本気で向き合っていけば少なからず葛藤もするし、苦しみもある。
でもだからこそ自分の答えを創り出せるようになっていくし、人の気持ちにも寄り添えるようになっていく。
オレもそうやって生きてきた。
これからもそうしていく。
オレは自分のことを凡才だと思ってるし、どこまでいっても凡才だと思ってる。
でも、その凡才だって天才を引き寄せることができるし、凡才は凡才なりの魅力があるんだぜ。
オレが組ませてもらってる人は本当に天才肌が多いが、その人達は俺の凡才ぶりに惹かれてる。
そして俺もその人の天才肌に惹かれてる。
天才も凡才も本当は二つで一つ。
男女や陰陽やプラスとマイナスと同じように、対の存在であって、本質はどっちも何にも違わない。
凡才は凡才らしく、目の前のことに本気でぶつかっていけばいいんじゃねえのかな。
だって凡才なんだから(笑)
もちろん、夢や理想を高く持ちながら。
そうすりゃ!とんでもないミラクルだって、天才だって引き寄せることができるんだぜ。
知ってた?
ここ最近は体と脳が勝手に動いてる感じ。
ピークを超えた辺りから、目も腫れ、顔も浮腫み、食事も最小限だけど、あと少しで「自分の知ってる限界を越えていける!」
人生楽笑daze
氣愛!!
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